画層を変更するLISP

(setq sel (ssget)) (command-s “._CHPROP” sel “” “LA” “画層１” “” “” );画層変更 )

はい、かしこまりました。

このコードは、選択したオブジェクトの画層を「画層１」に変更するAutoCADのLISP関数です。

コードの各行の説明は以下の通りです：

• (defun c:LC ()):
  • この行は関数の宣言です。
  • 関数の名前は「LC」で、コマンド名も「LC」になります。
• (setq sel (ssget)):
  • この行は、選択したオブジェクトのリストを変数「sel」に格納します。
  • (ssget) は、選択したオブジェクトのリストを取得する関数です。
• (command-s “._CHPROP” sel “” “LA” “画層１” “” “” );画層変更
  • この行は、選択したオブジェクトの画層を「画層１」に変更します。
  • (command-s "._CHPROP" ...) は、オブジェクトのプロパティを変更するコマンド ._CHPROP を実行します。
  • sel は、変更するオブジェクトのリストです。
  • "LA" は、画層を変更するためのオプションです。
  • "画層１" は、変更する画層名です。

関数の実行方法:

1. AutoCADのコマンドプロンプトで「LC」と入力して Enter キーを押します。
2. 画層を変更したいオブジェクトを選択します。
3. Enter キーを押すと、選択したオブジェクトの画層が「画層１」に変更されます。

具体的な説明は、以下のとおりです。

• (defun c:LC ()):
  • この行は、関数の宣言です。
  • 関数名は「LC」で、コマンド名も「LC」になります。
  • 関数名は、AutoCADのコマンドプロンプトで入力する名前です。
  • コマンド名は、関数名と同じ名前にする必要があります。
• (setq sel (ssget)):
  • この行は、選択したオブジェクトのリストを変数「sel」に格納します。
  • (ssget) 関数は、選択したオブジェクトのリストを取得する関数です。
  • 選択したオブジェクトのリストは、オブジェクトのタイプや、オブジェクトの属性などによって異なります。
• (command-s “._CHPROP” sel “” “LA” “画層１” “” “” );画層変更:
  • この行は、選択したオブジェクトの画層を「画層１」に変更します。
  • (command-s "._CHPROP" ...) 関数は、オブジェクトのプロパティを変更するコマンド ._CHPROP を実行します。
  • sel は、変更するオブジェクトのリストです。
  • "LA" は、画層を変更するためのオプションです。
  • "画層１" は、変更する画層名です。

この関数を実行すると、選択したオブジェクトの画層が「画層１」に変更されます。

例えば、四角形を作成して、その画層を「画層１」に変更するには、以下の手順で行います。

1. AutoCADのコマンドプロンプトで「LINE」と入力して、四角形を作成します。
2. コマンドプロンプトで「LC」と入力して、画層変更コマンドを実行します。
3. 画層を変更したいオブジェクトを選択します。
4. Enter キーを押します。

これで、選択したオブジェクトの画層が「画層１」に変更されます。

なお、この関数は、選択したオブジェクトの画層を「画層１」に変更するだけです。

他の画層に変更したい場合は、(command-s "._CHPROP" sel "" "LA" "画層名" "" "" );画層変更 のように、画層名 の部分を変更してください。