AutoCADでは、図面の尺度が変わっても文字や記号の大きさを一定に保つために、「異尺度対応ブロック」を使用できます。
異尺度対応にしておけば、1/10や1/100など異なる尺度でも自動的に適切な大きさで表示されるため、毎回倍率を調整する必要がありません。
通り芯記号や断面記号など、常に同じ大きさで表示したいブロックに非常に便利です。
この記事では、異尺度対応ブロックの作成方法と配置方法をわかりやすく解説します。
仁(じん)画像付きのSTEPは、下で確認できますよ!
Contents
操作手順
異尺度対応の通り芯記号のブロックの作り方を解説します
STEP


- 通り芯記号の図を用意します
- 図のサイズは1:1のときに使用するサイズにします
※文字高さが1:1のとき「2mm」なので6mm程度で全体の記号を作ります
STEP


- コマンド「B(BLOCK)」を入力します
- ブロック名を記入します
- 「動作」の「異尺度対応」にチェックを入れます
- 「OK」をクリックし、ブロックの基点をクリックで選択して完成です
STEP


- レイアウト空間の1:40のビューポート内に作成した異尺度対応ブロックを配置します
- 異尺度対応の為、モデル空間で見たときビューポートの尺度40倍のブロックのサイズに自動で調整されます
- レイアウト空間で見るとA3用紙のサイズに対して1:1のサイズでブロックが調整されています
STEP


- レイアウト空間の1:20のビューポート内に作成した異尺度対応ブロックを配置します
- 異尺度対応の為、モデル空間で見たときビューポートの尺度20倍のブロックのサイズに自動で調整されます
- レイアウト空間で見るとA3用紙のサイズに対して1:1のサイズでブロックが調整されています



どの尺度のビューでもA3用紙に対して同じサイズになるのね!
まとめ
- 図面の尺度が変わってもブロックの大きさを一定に保てる
- 1/10、1/50、1/100など異なる尺度でも同じブロックを使用できる
- 毎回倍率を調整する手間がなくなる
- 通り芯記号、断面記号、方位記号などに最適
- テンプレートに登録しておくと作業効率が向上する
異尺度対応ブロックを設定しておくと、図面の尺度に合わせて自動的にサイズが調整されるため、どの尺度でも統一された見やすい図面を作成できます。
一度設定しておけば、ブロック挿入時に倍率を気にする必要がなくなり、作業効率を大幅に向上させることができます。


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