設計でPDFの図面を見るのに最適なiPadの選び方を徹底解析!

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凛(りん)

iPadでPDFを見たいけど、どのiPadを選べばいいのか分からないわ。

仁(じん)

この記事では、PDFを見るのに最適なiPadを紹介します。

結論から言うと「iPadPro11インチ第3世代128GB」がPDF図面を見るのにオススメです!

私が実際にPDFの図面を編集・管理に使ってるiPadセットは以下の通りです。

iPad本体です。本記事で詳しくしてますが、上記が性能面でもコスパ面でも最高です。

文字を書くときに使います。純正品よりも1万4千円も安く、昨日もほとんど同じでコスパ最強。

iPadPro11インチ用の保護ケースです。PDFを編集するときに角度を付けれるので画面が見やすくなるし、ケースを閉じるとAppleペンシルを包むようになってるのでペンを落とさないです。

アンチグレア仕様という指紋がつきにくいマットタイプの画面保護フィルム。貼り付け時のガイドが付いてるのでメチャクチャ綺麗に貼れるし、肌触りも良く、さらに安い。

文字を書くときに使います。純正品よりも1万4千円も安く、昨日もほとんど同じでコスパ最強。

キーボードが欲しい方は、こちらがオススメ。上の保護ケースとは併用不可ですが、これ自体がケースになっており、スタンドモード、手書きモード、逆パカもできるし、さらに安い、最強。

仁(じん)

とりあえず、上のセットがあれば、iPadの設計ライフが開始できます。

凛(りん)

上記のiPadがオススメな理由を順番に解説していきます。

Contents

iPadは、Apple ペンシル第2世代対応の機種を選ぶ

凛(りん)

iPadペンシルはPDFにマーカーしたり、書き込みするのに必須です。

仁(じん)

iPadペンシルは第1世代と第2世代があり、第2世代がオススメ。

iPadペンシル第1世代と第2世代の一番の違いは充電方法です。

スクロールできます
商品充電方法価格評価

Apple ペンシル第1世代
キャップを外し、Lightningコネクタに接続して充電14,880円(税込)

Apple ペンシル第2世代
iPadの側面にマグネットでくっ付き、ワイヤレス充電19,880円(税込)

Apple ペンシル第1世代の特徴

第1世代は、ペンの先端のキャップを外し、iPadのLightningコネクタに接続して充電します。

この方法だと写真のようにペンが飛び出るような形になるので、作業スペースを取られたり、持ち運ぶ際にも邪魔になります。

凛(りん)

キャップを取る必要があり、キャップ自体を失くす可能性もあります。

Apple ペンシル第2世代の特徴

第2世代は、ペンの側面の一部がフラット形状で磁石になっており、その部分がiPadの側面にくっ付きます。

側面にくっ付けるだけで充電が可能でペアリングもできます。

仁(じん)

作業スペースを圧迫しないので、第1世代より作業性が格段に良いです。

iPadで作業するならApple ペンシル第2世代の対応機種を選ぶのは必須なので、対応している機種をまずは選定しましょう。

Apple ペンシル第2世代は、側面をダブルタップでペンと消しゴムを切替可能

第2世代は、側面をダブルタップすることでペンと消しゴムツールを瞬時に切り替えることができます。

これは設定で消しゴムツール以外の機能を割り振ることもでき、作業性が格段に上がります。

Apple ペンシルは、非純正品のものが安くてオススメ

凛(りん)

純正のペンは2万ですが、非純正品のペンは4千円と安くてオススメ。

非純正のペンも側面がフラットになっており、iPadの側面にくっ付けて充電することができます。

ただし、非純正品のペンシルは、ダブルタップによる機能切替がないので注意してください。

※2023年8月時点でダブルタップ機能付き非純正ペンは存在しません。

凛(りん)

ダブルタップ機能はないけど純正より1万6千円も安いのは魅力ね。

仁(じん)

非純正ペンを買って、欲しくなったら純正ペンを買うのもいいです。

Apple ペンシル第2世代に対応しているiPadは?

凛(りん)

Apple ペンシル第2世代に対応している機種は以下の4種類になります。

Apple ペンシル第2世代に対応している機種
  • iPad Pro 12.9インチ(第3世代以降)
  • iPad Pro 11インチ(第1世代以降)
  • iPad Air (第4世代以降)
  • iPad mini(第6世代)

それぞれの性能の差は単純に

iPad Pro 12.9インチ = iPad Pro 11インチ > iPad Air > iPad mini

の順になっています。

サイズは、どれを選べばいいのか?

凛(りん)

Apple ペンシル第2世代の対応機種のサイズを比較してみます。

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商品サイズサイズ感重量

iPad Pro 12.9インチ
12.9インチ
幅: 214.9 mm
高さ: 280.6 mm
厚さ 6.4 mm
A4(210 X 297)サイズと同程度682g

iPad Pro 11インチ
11インチ
幅: 178.5 mm
高さ: 247.6 mm
厚さ: 5.9 mm
B5(182 X 257)サイズと同程度466g

iPad Air
10.9インチ
幅: 178.5 mm
高さ: 247.6 mm
厚さ: 6.1 mm
B5(182 X 257)サイズと同程度461g

iPad mini
8.3インチ
幅: 134.8 mm
高さ: 195.4 mm
厚さ: 6.3 mm
A5(148 X 210)サイズより少し小さい293g

iPad Pro 12.9インチは、A4サイズと同程度で画面が大きくて見やすいですが、携帯性を考えると1台目に持つiPadとしてはかなり大きくなってしまいます。

仁(じん)

iPad Pro 12.9インチは、682gと少年ジャンプ一冊分なので重いです。

凛(りん)

iPad miniは、逆に画面が小さくてPDFの作業はやりにくそうね。

以上のことからサイズ的には、「iPad Pro 11インチ」「iPad Air」を選ぶといいでしょう。

iPad Pro 11インチとiPad Airは、どちらがいいのか?

結論から言うと、iPad Airを買うくらいならiPad Proの型落ち品を買うのがベスト。

仁(じん)

iPad Proの型落ち品ならiPad Airの最新世代より性能もよく値段もほとんど変わらないので、iPad Proがオススメです。

iPad ProはProMotionテクノロジーが搭載されている

凛(りん)

「ProMotionテクノロジー」は、リフレッシュレートが最大120Hzに対応したディスプレイのことです。

これはどういうことかというと、画面のフレームレートが120になっており、「1秒間で120回画面が書き換わっている」ということです。

仁(じん)

通常のiPadはフレームレートは60ですが、iPadProは120です。

ProMotionテクノロジーのメリット
  • Appleペンシルでなぞった部分と実際に描写される部分のラグが少ない
  • ブラウザやPDFなどのページをスクロールするときにより滑らかに動かせる
凛(りん)

アニメで1秒間の使用枚数が多いと滑らかに見えるのと同じ原理ね。

実際にPDFで図面を見るときに滑らかに動いてくれた方が目に疲労が溜まりにくくなり、ペンで文字を書くとなぞった部分に線が描写され、作業のストレスが軽減されます。

仁(じん)

設計作業は1日画面を見ているので、小さなストレスの積み重ねが大きな負担になります。

以上のことから「ProMotionテクノロジー」が搭載されている「iPad Pro」を買うことが推奨されます。

iPad Pro11インチとiPad Airの価格を比較して、最適なiPadを選定

凛(りん)

proとAirの世代別の価格表を作りました。

仁(じん)

iPadAirは、第4世代以降がAppleペンシル第2世代に対応のため、第3世代以前は表に載せていません。

※表に載せているのは、wifiモデルでその世代の一番小さいストレージの製品になります。

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世代別第5世代第4世代第3世代第2世代第1世代

iPad Pro
11インチ
未発売wifiモデル
128GB
12万4800円
(新品)
/M2チップ
2022年10月
wifiモデル
128GB
9万9800円
(整備品)
/M1チップ
2021年5月
wifiモデル
128GB
7万8800円
(整備品)
/A12Z
2020年3月
wifiモデル
64GB
5万8800円
(整備品)
/A12X
2018年11月

iPad Air
wifiモデル
64GB
9万2800円
(新品)
M1チップ
2022年3月
wifiモデル
64GB
6万9800円
(整備品)
A14Bionic
2020年10月

Appleペンシル
第2世代未対応

Appleペンシル
第2世代未対応

Appleペンシル
第2世代未対応
凛(りん)

この表を見ながら消去法で最適なiPadを選んでいきます。

仁(じん)

順番に購入候補のiPadを絞るので、下の項目を読み進めてほしいです。

iPad Pro11インチ第1世代は、OS のアプデ対応から外れる可能性が高い

凛(りん)

iPadは、年に1回OSのアップデートがあります。

iPadは、古いモデルをOSのアップテート対象から外していくので、古いモデルのiPadを使用していると最新のアプリが使用できないなど不具合が起きてしまいます

仁(じん)

iPadがOSのサポート対象になる期間は、約7〜8年です。

これを考慮すると下の表の2018年発売のiPadPro第1世代は、もう少しでOSのサポート対象から外れる可能性が高いので、候補から外した方が良いでしょう。

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世代別第5世代第4世代第3世代第2世代第1世代

iPad Pro
11インチ
未発売wifiモデル
128GB
12万4800円
(新品)
/M2チップ
2022年10月
wifiモデル
128GB
9万9800円
(整備品)
/M1チップ
2021年5月
wifiモデル
128GB
7万8800円
(整備品)
/A12Z
2020年3月

wifiモデル
64GB
5万8800円
(整備品)
/A12X
2018年11月

iPad Air
wifiモデル
64GB
9万2800円
(新品)
M1チップ
2022年3月
wifiモデル
64GB
6万9800円
(整備品)
A14Bionic
2020年10月

Appleペンシル
第2世代未対応

Appleペンシル
第2世代未対応

Appleペンシル
第2世代未対応

最も高性能なiPad Pro11インチ第4世代は、オーバースペック過ぎる

凛(りん)

次にiPadに搭載されているチップで性能が高過ぎるのは外しましょう。

仁(じん)

iPadPro第4世代は、「M2チップ」搭載で処理能力がすごく高いです。

動画編集をバリバリしてるとか、3Dでキャラモデリングしてるなど、処理能力がいくらでも必要な場合でもない限りオーバスペックです。

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世代別第5世代第4世代第3世代第2世代第1世代

iPad Pro
11インチ
未発売
wifiモデル
128GB
12万4800円
(新品)
/M2チップ
2022年10月
wifiモデル
128GB
9万9800円
(整備品)
/M1チップ
2021年5月
wifiモデル
128GB
7万8800円
(整備品)
/A12Z
2020年3月

wifiモデル
64GB
5万8800円
(整備品)
/A12X
2018年11月

iPad Air
wifiモデル
64GB
9万2800円
(新品)
M1チップ
2022年3月
wifiモデル
64GB
6万9800円
(整備品)
A14Bionic
2020年10月

Appleペンシル
第2世代未対応

Appleペンシル
第2世代未対応

Appleペンシル
第2世代未対応
仁(じん)

性能が良ければ、価格も高いので候補から外します。

凛(りん)

手に余る性能のiPadPro第4世代で12万以上は出したくないわね。

iPad Air 第5 世代と第4世代は、高性能なiPad Proと価格に差がない

凛(りん)

下の表でiPad Air第5世代とiPad Pro第3世代を比較してみます。

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iPad Air第5世代iPad Pro第3世代
発売日2022年3月2021年5月
容量64GB128GB
搭載チップM1チップM1チップ
ProMotionテクノロジーなしあり
価格9万2800円9万9800円

上の表を見てみると価格差は7千円でProの方が高いですが、Proモーションテクノロジーとストレージが128GBあるiPad Pro第3世代の方がコスパが良いです。

凛(りん)

下の表でiPad Air第4世代とiPad Pro第2世代を比較してみます。

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iPad Air第4世代iPad Pro第2世代
発売日2020年10月2020年3月
容量64GB128GB
搭載チップA14BionicチップA12Zチップ
ProMotionテクノロジーなしあり
価格6万9800円7万8800円

上の表を見てみると価格差は9千円でProの方が高いですが、Proモーションテクノロジーとストレージが128GBあるiPad Pro第2世代の方がコスパが良いです。

仁(じん)

以上からAirを買うならProを買う方がコスパが良いことが分かります。

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世代別第5世代第4世代第3世代第2世代第1世代

iPad Pro
11インチ
未発売
wifiモデル
128GB
12万4800円
(新品)
/M2チップ
2022年10月
wifiモデル
128GB
9万9800円
(整備品)
/M1チップ
2021年5月
wifiモデル
128GB
7万8800円
(整備品)
/A12Z
2020年3月

wifiモデル
64GB
5万8800円
(整備品)
/A12X
2018年11月

iPad Air

wifiモデル
64GB
9万2800円
(新品)
M1チップ
2022年3月

wifiモデル
64GB
6万9800円
(整備品)
A14Bionic
2020年10月

Appleペンシル
第2世代未対応

Appleペンシル
第2世代未対応

Appleペンシル
第2世代未対応
仁(じん)

ここまでの説明で「iPadPro11インチ第3世代」と「iPadPro11インチ第2世代」に絞ることができました。

iPad Pro 第3世代 と第2世代は、「性能」か「価格」で決める

凛(りん)

残ったiPad Pro第3世代と第2世代を比較してみます。

仁(じん)

第3世代と第2世代の価格差は約2万円で、M1チップかAZ12チップが搭載されているかの違いです。

安いのが良ければ第2世代を選び、性能が良いものが良いなら第3世代という選び方で大丈夫です。

  • iPadPro 11インチ第3世代…動画編集や3Dモデリングをするなら性能が良いこちらを選択
  • iPadPro 11インチ第2世代…コストを抑えたい場合は、こちらを選択
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世代別第5世代第4世代第3世代第2世代第1世代

iPad Pro
11インチ
未発売
wifiモデル
128GB
12万4800円
(新品)
/M2チップ
2022年10月

wifiモデル
128GB
9万9800円
(整備品)
/M1チップ
2021年5月

wifiモデル
128GB
7万8800円
(整備品)
/A12Z
2020年3月

wifiモデル
64GB
5万8800円
(整備品)
/A12X
2018年11月

iPad Air

wifiモデル
64GB
9万2800円
(新品)
/M1チップ
2022年3月

wifiモデル
64GB
6万9800円
(整備品)
/A14Bionic
2020年10月

Appleペンシル
第2世代未対応

Appleペンシル
第2世代未対応

Appleペンシル
第2世代未対応

ちなみに私は、動画編集がしたいのと、3DCADのアプリが使いたかったので「iPadPro11インチ第3世代」を購入することに決めました。

ストレージ容量は、128GBがおすすめ

凛(りん)

設計でPDF編集・管理目的で使うなら、ストレージ容量は「128GB」が余裕もあり、コストも抑えれてオススメです。

ストレージ容量の目安は、下の表を参考にしてください。

スクロールできます
ストレージ容量使用目的
64GBOSと基本アプリで30GB程度使用するので動画鑑賞やネットサーフィン目的の方にオススメです。
128GBOSと基本アプリを入れても90GBは容量が空くのでPDFや写真を入れても余裕があり、価格も抑えれる。
256GBPDFや写真を見る程度であれば容量があり過ぎし、価格もかなり高く付いてしまう。
512GB動画編集や3Dモデリングなどを行うクリエイター向けなので、設計業務目的では容量があり過ぎる。

私は、128GBを使用しておりPDFで建築の意匠図や関連図面を5物件以上入れており、動画編集やゲームなども少しやりますが、使用量は50GB程度なので余裕を持って使えています。

wifiモデルかセルラーモデルどっちがいいのか?

凛(りん)

オススメは「wifiモデル」です。

今回、iPad使用する目的としては、PDFの図面の管理と編集です。

仁(じん)

室内での作業が多くなるので「wifiモデル」で十分でしょう。

「セルラーモデル」は月々お金も掛かり、「wifiモデル」より2万円も高いのでオススメしません。

凛(りん)

外出中にネットをしたい場合、スマホのテザリングで対応しましょう。

新品か中古か、どっちがいいの?

凛(りん)

最新のモデルを買うなら「新品」、古いモデルなら必然的に「中古」になります。

新品のiPad購入にオススメのサイト

新品で買う場合は、Amazon、楽天、AppleStoreがオススメです。

中古のiPad購入にオススメのサイト

中古で買う場合は、Amazon、楽天、イオシス、AppleStoreがオススメです。_

iPadをレンタルして使用感を確認しよう

凛(りん)

どうしても迷う場合は、レンタルで使用感を確かめてみましょう。

以下の3つのレンタルサイトがオススメです。

ゲオあれこれレンタル

APEXレンタル

モノカリ

私は、ゲオあれこれレンタルで「iPad Pro 11インチ第4世代」と「Aplleペンシル第2世代」を3日間レンタルし、9千円程掛かりましたが、iPadを買う決心がつきました。

仁(じん)

最新機種だとレンタル料も高いですが、少し古い機種ならレンタル料もを抑えることができます。

まとめ

凛(りん)

以上、PDFの図面を編集・管理するのに最適なiPadの紹介でした。

  • Appleペンシルは、iPadの側面にくっ付けて充電できる第2世代がオススメ。
  • iPad Pro12.9インチ、Pro11インチ、Air、miniがAppleペンシル第2世代に対応している。
  • iPad Pro11インチ、Airが持ち運ぶのにも作業するにも丁度いいサイズ。
  • iPadProとAirの値段差はあまりないが性能はProの方が高い。
  • Proモーションテクノロジー対応で128GBの容量があるiPad Pro11インチ第3世代がコスパ最高。
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