AutoCADの一つのファイル画面を分割して作業はできないの?
ビューポート設定で分割できます。
モデル空間の左上のビューポート設定で一つのファイル画面を分割して作業できます。
PCモニターを使用し、複数画面で作業効率を上げましょう。
こちらのモニターはブルーカット機能で目が疲れにくく、モニターアームも使用可能でオススメです。
AutoCADの画面を分割する方法
ビューポート設定で1つのファイルのCAD画面を分割します。
モデル空間左上の「-」をクリックします。
表示されるメニュー内の「ビューポート設定一覧」の「2分割:縦」をクリックします。
モデル空間が分割されて、画面が2つになります。
もとに戻すときは、同じ方法で「単一」を選択すると画面が1つに戻ります。
作業中の画面は枠が「青色」になっており、クリックすることで切り替えることができます。
最高4分割まで設定できますが、よく使うのは2分割です。
UCS、表示スタイル、ビューの向きは、各画面で設定できる
分割した画面は、それじれでUCSなどを設定できます。
UCSの向きを各画面で設定でき、画面左はX軸が右を向いており、画面右は下を向いています。
左の画面は表示スタイル「X線」、右の画面は「シェードとエッジ」に設定しています。
左の画面は「南西アイソメビュー」、右の画面は「平面図」に設定しています。
各画面で設定でき、作業内容に合った画面を同時に表示できます。
コマンドの途中で違う画面に切り替えれる
分割した画面はコマンド中でも、作業画面を切り替えれます。
左の画面を作業画面にし、コマンド「RECTANG」で長方形を描きます。
右の画面をクリックし作業画面にします。
コマンド「RECTANG」は継続中なのでそのまま長方形を描けます。
AutoCAD画面分割の活用方法
画面分割の活用方法を紹介します。
左画面を「南西アイソメビュー」右画面を「平面図」にします。
左画面で機器を動かすと右画面でも動くので機器が平面から見たときにどのように動いているか把握できます。
同じファイルなので作業画面での処理はすべての画面で反映されます。
建築図など、見たい部分が散らばってても、画面分割しそれぞれ拡大することで把握が簡単になります。
まとめ
AutoCADの画面を分割して作業する方法の紹介でした。
- AutoCADの画面を分割する方法
- UCS、表示スタイル、ビューの向きは、各画面で設定できる
- コマンドの途中で違う画面に切り替えれる
- AutoCAD画面分割の活用方法
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