簡単なコマンドほど、LISP化すると作業効率が上がります。
例えば回転コマンドの「参照」オプションは便利ですが、毎回オプションを選ぶのは手間です。
そこで、参照オプションまでをLISP化しておけば、コマンド実行後すぐに参照回転へ進められます。
複雑な処理を作らなくても、よく使う操作を少し短縮するだけで、作業スピードは大きく変わります。
(defun c:RR ()
(command "._ROTATE" pause "" pause "R" pause pause pause "" )
)この形なら、RR → 選択 → 参照まで一気に進められます。
他のオプション系コマンドも同じ考え方で量産できます。
すぐできる設定手順
- コマンド「RR」を入力
- オブジェクトを選択
- 基点を選択
- 参照する角度の1点目をクリック
- 参照する角度の2点目をクリック
- 回転角度を決定
仁(じん)画像付きのSTEPは、下で確認できますよ!
Contents
操作手順
STEP


- コマンド「RR」を入力します
STEP


- オブジェクトを選択します
STEP


- 基点をクリックします
STEP


- 参照する角度の1点目をクリックします
※LISPでオプション「参照(R)」を自動化してるので、何もしなくても自動で角度参照に移行しています
STEP


- 参照する角度の2点目をクリックします
STEP


- 回転角度を決定します
LISP解説
このLISPでは、command 関数でAutoCADの回転コマンドを呼び出しています。
(defun c:RR ()
(command "._ROTATE" pause "" pause "R" pause pause pause "" )
)pause はユーザー入力を待つ指定です。
そのため、オブジェクト選択や参照点の指定を通常操作と同じように行えます。
“_R” はROTATEコマンドの「参照」オプションを指定しています。
つまり、コマンド「RR」を実行すると、
回転コマンドを開始して、参照オプションまで自動で進めることができます。



よく使うオプションは、LISP化すると便利です!
まとめ
- 簡単なコマンドほどLISP化の効果が大きい
- command関数で既存コマンドを呼び出すだけでも実用的
- よく使うオプションまで自動化すると作業が速くなる
まずは毎日使う小さな操作からLISP化していくのがおすすめです。


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