ブロック挿入をLISPで行うと、ツールパレットから挿入するより動作が軽く高速になります。
ツールパレットは便利ですが、その裏ではプレビューやUI更新など多くの処理が動いています。
そのため、繰り返し使う部材では、わずかな待ち時間が積み重なります。
そこで有効なのが、LISPによるブロック挿入です。
余計な処理を省き、コマンド一発で高速に配置できます。
(defun c:BR1 ()
(command "._-INSERT" "M10六角ボルト" "S" "1" )
) すぐできる設定手順
- コマンド「BR1」を入力
- 挿入点をクリック
- 回転角度を決定
仁(じん)画像付きのSTEPは、下で確認できますよ!
Contents
操作手順
STEP


- コマンド「BR1」を入力し、エンター
STEP


- ブロックのの挿入位置をクリックで指定します
- ブロックの角度を入力するか、エンターで決定します
LISP解説
ブロックの挿入LISPを解説します。
(defun c:BR1 ()
(command "._-INSERT" "M10六角ボルト" "S" "1" )
) 「”._-INSERT” “M10六角ボルト”」の意味
「”._-INSERT”」の後ろの「”M10六角ボルト”」はブロック名になります。
こちらを書き換えることで別のブロックも呼び出せるようになります
「”S” “1”」の意味
こちらは「INSERT」コマンドの「尺度(S)」オプションになります。
ブロックの尺度は常に「1」で挿入したいので「”S” “1”」という書き方になります。
「回転オプション(R)」について
今回のコードでは、「回転オプション(R)」を指定していません。
そのため、INSERTコマンドは途中で停止し、回転角度はユーザ入力に委ねられます。
つまり、
- 尺度は「1」で固定
- 回転はその場で自由に指定
という動きになります。
あらかじめ回転角度を決め打ちすることも可能です。
このようにユーザ入力を残すことで、配置状況に応じて柔軟に向きを調整できるのがメリットです。



ブロック名を変えるだけで、いろんなブロックに使えるわね!
まとめ
LISPでブロック挿入を行うことで、無駄な処理を省いた、軽くて速い操作が実現できます。
- UI操作不要
- プレビュー待ちなし
- コマンド一発で即配置
この違いは、小さな差のようでいて、作業量が増えるほど大きな時間短縮につながります。


コメント