「タンク」は、どうやってモデルを描くの?
「タンク」「タンク窓」のモデリング方法を紹介します。
- 「タンク」のモデリング方法
- 「パッキン」のモデリング方法
- 「タンク窓」のモデリング方法
この記事を読む前に「基礎知識編」「基本操作編」を読むとよりAutoCAD 3Dが理解できます。
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「タンク」の3Dモデルの描き方
「タンク」のモデリング方法を紹介します。
「直方体」コマンド(BOX)で直方体を描きます。
直方体を「ソリッド編集」コマンド(SOLIDEDIT)内の「シェル」で中身をくり貫きます。
「スライス」コマンド(SLICE)で両端を切断します。
タンク窓用の切り欠きを「差演算」コマンド(SUBTRACT)で作成します。
タンク窓用の取付座を「直方体」と「シェル」コマンドで作成します。
取付座にボルト穴を「円柱(CYLNDER)」「差演算」コマンドで作成します。
「スイープ」コマンド(SWEEP)で「タンク吊りフック」を作成します。
「直方体」と「差演算」コマンドで「アンカー取付脚」を作成します。
タンクに沿って「タンク蓋」を「直方体」コマンドで作成します。
溶接代を確保するため蓋をタンクより「Ctrl変形」で5mm大きくします。
モデルをブロック化して完成です(モデルの基点は、脚部のアンカー用穴にします)。
STEP2では、直方体の上面を削除し、板材の厚さ6mmでオフセットして箱状にします。
STEP3は、タンクは板材のコの字曲げに両端に板材を溶接して作るので切断しています。
STEP6では、作成した穴を「3D配列複写」コマンド(3DARRAY)で複写すると早く作成できます。
「吊りフック」「アンカー取付脚」は一つ作成して残りを「3Dミラー」(3DMIRROR)で複製する。
「箱型モデル」は、直方体に「シェル」を使用するのもポイントね。
「パッキン」の3Dモデルの描き方
「パッキン」のモデリング方法を説明します。
「直方体」コマンド(BOX)で「タンク窓用座」に沿って直方体を描きます。
「タンク窓用座」に合うように「シェル」コマンドで中身をくり貫きます。
六角ボルト用穴を「円柱」「差演算」「3D配列複写」コマンドで描きます。
ブロック化して完成です(モデルの基点は、六角ボルト用穴にします)。
「直方体」→「シェル」は、ここでも使っていますね。
「タンク窓」の3Dモデルの描き方
「タンク窓」のモデリング方法を説明します。
パッキンに沿って「直方体」コマンド(BOX)で直方体を描きます。
タンク窓の「取っ手」を「スイープ」コマンド(SWEEP)で描きます。
六角ボルト用穴を「円柱」「差演算」「3D配列複写」コマンドで描きます。
「六角ボルト」を「3D配列複写」コマンド(3DARRY)で配置して、タンク窓をブロック化します。
六角ボルト用穴は、必要なければ描かなくても大丈夫です。
描かなくてもいいけど、描いた方がオブジェクトスナップで基準が取りやすくなるメリットがあります。
まとめ
「タンク」「パッキン」「タンク窓」のモデルの描き方の紹介でした。
- 「タンク」のモデリング方法
- 「パッキン」のモデリング方法
- 「タンク窓」のモデリング方法
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