継手のモデルの描き方を教えてください。
継手のモデリングの仕方を紹介します。
- イハラのKCT継手(コネクタ)のモデリング方法
- イハラのメスオスエルボ(SLC)のモデリング方法
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イハラのKCT継手(コネクタ)の描き方
イハラサイエンス㈱のKCT継手のモデルの描き方を紹介します。
2Dの「継手」の図を配置します(下書きとして使用)。
「ポリゴン」コマンド(PLYGON)で六角ナット部の六角形を描きます。
六角形を「押し出し」コマンド(EXTRUDE)で押し出します。
「円柱」コマンド(CYLINDER)で胴体部を描きます。
STEP1、STEP2と同じ要領で下部の六角ナット部を描きます。
テーパねじ部の六角ナットの根元部と先端部の外形を「円」コマンド(CIRCLE)で描きます。
STEP5で描いた二つの円を「ロフト」コマンド(LOFT)でテーパ部のモデルを作ります。
作成したモデルを「和演算」コマンド(UNION)で合成し、ブロック化して完成です。
テーパねじ部を「ロフト」で作るのが重要です。
イハラのメスオスエルボ(SLC)の描き方
イハラサイエンス㈱の継手をサンプルにモデルの描き方を紹介します。
2Dの「継手」の図を配置します(下書きとして使用)。
「円柱」コマンド(CYLINDER)で胴体部を描きます。
UCSの向きを変えて、「円柱」コマンド(CYLINDER)で胴体部を描きます。
テーパねじ部は、「ロフト」コマンド(LOFT)で作ります。
胴体のコーナー部に「球」コマンド(SPHER)で「球」を作ります。
「球」を「スライス」コマンド(SLICE)で四等分します。
「球」のモデルでコーナー部に使うモデル以外を削除します。
作成したモデルを「和演算」コマンド(UNION)で合成し、ブロック化して完成です。
コーナー部を「球」と「スライス」で作るのがコツです。
まとめ
以上、「継手の3Dモデルの描き方」の紹介でした。
- イハラのKCT継手(コネクタ)のモデリング方法
- イハラのメスオスエルボ(SLC)のモデリング方法
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